今日の昼休みは筋トレ。とは言ってもファンクショナルトレーニング。

ファンクショナルトレーニングとは筋トレではなく、動きのトレーニングです。

体を自由に思った通りに動かすトレーニングであり、誤った動作の修正やより機能的に体を使えるようにするためのトレーニングです。

ファンクショナルトレーニングをやってみると、自分の弱い部分が見えてきます。

例えば僕の場合は左肩の動きと左足の接地の不安定さです。

左肩の方が巻き肩が強く、肩甲骨の硬さが目立ちます。

そうすると腕振りの引きが足りず、体の回旋が右回旋が強くなります。そうするとバランスが崩れ、骨盤の動きも制限されてしまいます。

また左足の不安定さは左臀部の中殿筋の弱さに帰結します。

Instagramの3番目の動画を見ると、左中殿筋の支持能力が弱いため、体を回旋してしまう代償動作が見受けられます。

また中殿筋の支持能力を代替するため下腿三頭筋が活発に働いています。

中殿筋が弱いためバランスが崩れ、それを抑え込むため下腿三頭筋を使っているのが、足の震えで分かります。

このようにどこかの機能を代替しようと体はバランスを保ちます。

しかし、マラソンなど長距離長時間活動すると、その歪みが出てきてしまい、後半の失速に繋がります。

大事なのは自分が思い描いた動作を、思い通りにトレースすること。

頭の考えと実際の動きが連動することが大切です。

筋トレは何も筋力ばかりではありません。

体を思い通りに動かすこともまたトレーニングです。


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斉藤 圭一@セラピスト×市民ランナー(@keiichi.runners.therapist)がシェアした投稿